見出し画像

東京ギフトショーに行って来ました。

神戸市では中小ものづくり企業の方々に
デザインの視点で新たな商品開発を行う
プログラムを行なっています。
カリキュラムの講師は、
セメントプロデュースデザインの
金谷勉さん。
結構スパルタな商品開発ゼミですが、
自社のリソースを活用して
新たなプロダクトを開発したり、
予想もできない側面から
新規の商品を作ったり、

受講生の方(企業の中核の方々ですけど)
も毎回の(結構な)課題抽出と宿題を
楽しんで(?)
参加されています。
すでに、この商品開発ゼミは
6期生のカリキュラムが
はじまっています。
6年目に突入したと言うことですね。

じつは、神戸市はものづくりの町でもあるんです。

開港の時代から、
いち早く諸外国の文化に触れてきた
都市のバックボーンを持っているから
新しいことには貪欲です。

そんな街の文化と技術を
いつまでも残したい。
そんな意欲をもった企業が
デザインの力を使って
新しいものづくりを生み出すことに
チャレンジしています。

数々の試作品や既存品のリニューアル
新製品が誕生してきました。

経済活動として
商品開発ゼミを行なっているのだから
投下した人時とコストを吸収しなくては。
出来上がった製品は、
知ってもらわないといけない、
流通させないといけない、
売らないといけない・・・

どうやって、知ってもらう?
買ってもらう?

ものづくりの企業さんたち、
この分野苦手なことが多い、です。

「クラウドファンディング」
「Eコマース」

今どき、あらゆる販売チャネルがあるから
と思っていても
うまく活用できるところは
まだまだ少ない。

じゃあ、ストレートに
商品見本市(商談会)に出品すれば
いいじゃないか!

どうやって?
そもそも、どこでやってるの?
どんな商品が展示PRされているの?

商品開発ゼミの主催者も
参加企業さんも
よく知らない。

一度視察をしましょう、
ってことになったと言う訳です。

スケールが大きい。

#東京ギフトショー
#http ://www.giftshow.co.jp/

コロナ禍で大幅に規模が
縮小になったとはいえ
900社(1/4らしい)が参加しています。

はじめて行く人には
圧倒的な大きさ。

ギフトショーは
あらゆる雑貨の
プレゼンテーションの場所。
だから、その年の傾向(トレンド)が
よくわかる。

参考上代も、
仕様や素材も、
売り方も。
出展企業のみなさんも
上手に自社の製品を
PRされています。
その全てが参考になりました。

デザイン経営による商品開発。

”時代にあった顧客ニーズを考える“
“事業領域をアップデートする”
“経営にデザイナーを巻き込む”
“組織の変革をデザインする”
“共創のコミュニティをつくる”
“新しい価値を社会に提案する”
“文化を生み出す”

2020年3月に発表された
「中小企業のデザイン経営」(©︎loft work)
と言う冊子にまとめられている
幾つかの事例が
なるほど、と思えてくるから
不思議。

アウトプットをイメージした
商品開発に
力を入れていこう!と
思った視察ツアー。

今後生まれるMADE in KOBEにご期待ください。


(書いた人)
A:東京から約3年前に移住。神戸歴は一番短いものの、おいしいお店の情報は誰よりも詳しい。
B:ビールとカープをエネルギー源としている。
C:睡眠をこよなく愛するインドア派。
(この記事はAが担当しています。)