神戸市 KOBE CREATORS NOTE
神戸を拠点に活躍するクリエイターたちへのインタビュー記事をまとめました。
神戸で生まれ、長田区を拠点に活動するおでんさん。学生時代から異色の経歴で映像ディレクターとして独立して、今では、企業や行政のクライアントワークから、神戸のヒップホップ仲間とは作家性あふれるミュージックビデオ(MV)まで手がけています。 おでんさんと言葉を交わすほどに見えてきたのは、「映画を撮るしかない」という結論。果たしてそのココロとは!? 映像に惹かれた学生時代 ー現在の仕事内容を教えてください。 基本的にはクライアントワークで映像を制作しています。まわりに音楽関係者
東京・大阪のクリエイティブカンパニー株式会社MAQが、2018年にKIITOに開いたデザインの挑戦の場「MAQ LAB KOBE」。MAQメンバーでアイデアを出しあって手作りしたというこのラボ。広告を中心とするクリエイターとして活躍してきた小野さんが、神戸の街でデザインの可能性を探求しています。 チャレンジを求めて神戸につくった拠点ーまずは、株式会社MAQのことについて教えてください。 小野:MAQは1975年に大阪で誕生した会社です。その後、東京に本部ができて、3年前の
広告のジャンルを中心に、テレビCMのスチールや舞台の宣伝美術、高級時計などの撮影・デザイン・アートディレクションを手がけるPROPELLER.の西山榮一さん。クリエイティブワークに長く携わりながら「センスも才能もそこまでなかった」「カメラマンになりたいという強い志はなかった」と話します。一体どのようにして、自己実現を果たしたのでしょうか。 始まりはデザイン業 ー写真はどちらで学びましたか? 高校を卒業して、沖縄でカメラマンをしていた叔父さんの元で修行しました。田舎のカメ
一級建築士、まちづくりコンサルタント、プロ散歩活動家、アートイベント「下町芸術祭」の企画メンバー。多様な肩書きを持つ角野史和さんが長田区に構える事務所を訪ね、これまで携わってきた神戸のまちづくりについて伺いました。空き地に農園を作り、ゴミ屋敷を片づけて見えてきた地域との向き合い方とは? マイナスをプラスに転換する ー「こと・デザイン」の仕事内容を教えてください。 都市計画・地域計画・まちづくり計画・都市政策について、住民に寄り添いながら地域課題を解決していく仕事です。クラ
南京町の雑居ビルに事務所を構える、建築家の髙橋渓さん。個人宅の設計をはじめ、神戸ポートタワー展望3階の「SAKE TARU LOUNGE」や、2021年1月に神戸市新港突堤西地区に移転したばかりのフェリシモの新社屋「Stage Felissimo」といった、神戸を象徴する空間作りに携わっています。一方で、自身の事務所の屋上での野菜づくりや、街なかの屋上で作物を育てる活動「Sky Cultivation」にも精力的。一見異なるアプローチにも思われますが、その共通項を探ります。
神戸・大阪を中心にホームページ制作を行うウィルスタイル。「神戸のWEB制作」とインターネットで検索すれば最上位に表れる会社は、少数精鋭で数多くの信頼と実績を築いてきました。起業の経緯、採用の方針、会社の決まりごとはどのようなものか。代表取締役の坂口浩介さんと取締役CTO(最高技術責任者)の奥田峰夫さんの軸にあるのは“コツコツ”という合い言葉でした。 ふたりの始まりー坂口さんがウィルスタイルを起業した経緯を教えてください。 坂口:起業前はサラリーマンで営業の仕事をしていまし